地震計 特設WEBサイト
強震計測装置および制御用地震計の活用事例
強震計測装置や制御用地震計は、下記のさまざまな場面でも活躍をしています。
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製造プラントの危険回避用制御
地震発生時にプラント設備の安全確保のために、駆動設備の停止や電源の遮断の制御に使用します。
製造プラントでの活用事例
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半導体生産現場(クリーンルーム)の避難経路の確保
地震発生時にクリーンルーム内にいると外部の状況が把握できず避難が遅れることが想定されます。ウエハーなどの搬送装置を保護する制御や管内放送用に活用しています。
半導体製造現場での活用事例
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水素貯蔵施設やタンクの緊急遮断弁の制御
水素燃料や薬品など、安全性の向上が必要な施設の保護や漏洩をさせないために活用されています。
薬液貯蔵現場の緊急遮断
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大型商業施設のパニックオープン用制御
屋内に大人数がいる場所で地震が発生した際に、自動ドアなどが歪み扉が開かなくなり屋内に閉じ込められないように扉を開きます。
商業施設のパニックオープン
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港湾内の防災や道路の通行制御
大型地震発生時の防災放送のトリガーや港湾近隣道路を閉鎖するための制御などに使用されます。
港湾内の災害を最小限にする
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データーセンターの安全性向上
地震発生時にデーターベースへの電源供給が遮断されないための保護や電源遮断理由の証明のため震度のログを残す用途で使用されています。
貴重なデータ保護のために
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患者の避難経路の安全性向上
手術室の安定電源供給の制御や患者の避難経路確保のためのオープンパニック用途で使用されています。
病院内のスムーズな避難
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イベントホールでの防災放送
大人数がいるイベントホールで地震が発生した場合、無秩序の避難が安全を逆に損なうことになる。その際の防災放送などに使用されている。
大勢の一斉避難誘導のために
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地震を数値化する
地震が起きるメカニズムは比較的よく知られている。プレートテクトニクスや、火山による図解をテレビなどで見る機会も多い。一方、地震が起きると必ず発表されるのが、マグニチュードと震度といった値である。 これらは、どのように算出され、どんな役に立っているのだろうか。地震計を巡る話題を3回シリーズでお届けする。
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地震計のしくみ
マグニチュードや震度など、地震をどんな数値で表すのかを見た。今回は地震計のしくみ、すなわち、地面の揺れ(地震)をどのように検出して数値化しているのかについて解説する。
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地震計の用途
これまで、地震をどのように数値で表すのか、また地震計の仕組みを解説してきた。シリーズ最後の今回は、地震計がどのように使われているのか、その用途について解説する。