使用事例
機械の共振時の減衰比を測定したい 事例1
機械の共振時の減衰比を測定したい 事例1
減衰比は、インパルスハンマなどで加振したときの減衰波形をトリガー機能を使ってVA-14に取り込み、時間領域の対数減衰率や周波数領域の半値幅法などにより求めることが可能です。
減衰比とは、振動がどれだけ速く収まるかを示す指標で、減衰比を求めることで振動が共振周波数でどれくらい大きくなるか、応答倍率を求めることが可能です。
加振による振動が大きく長い時間継続すると故障の原因や疲労破壊などに繋がるため、振動が小さくかつ短い時間で速く小さくなることが望ましいとされています。
「振動分析計 VA-14」は最大ライン数が3200ラインのため、1回の測定で取得できる時間波形が従来機種(VA-11)から比べると長くなっており、長い時間振動が継続する現象を測定することが可能です。
併せてFFT分析による半値幅からも求めることが可能です。
製品リスト
型式 |
製品名 |
備考 |
---|---|---|
VA-14 |
振動分析計 |
|
インパルスハンマ |
|
|
アンプ内蔵型加速度ピックアップ |
|