使用事例

分銅の体積を計測したい

体積が既知の校正用標準体積器の体積測定結果との比較により、被測定物の未知の体積を算出します。

音響式体積計全般の特長は以下の通りです。
１．測定ターゲットをぬらさず、ドライな状態で測定可能
２．測定に要する時間が極めて短い
３．操作が簡単で、熟練の必要なし
４．繰り返し精度が高い

被測定物である分銅を台座に載せ、測定槽を取り付けた基準槽を載せて密閉するだけで体積を測定できます。
産業技術総合研究所　計量標準総合センターのご指示に従って製作した分銅用音響式体積計は、空気浮力補正のための体積測定に使用されています。
(JIS B 7609分銅－附属書B　分銅の試験方法に規定される測定法G(音響式体積計))
被測定分銅と同種同形で体積既知の標準分銅との体積差を空気中で精密に測定できます。
大中小3種類の測定槽を使い分けることにより、20g～10kgのOIML規格の分銅の体積測定ができます。

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