システム製品
SX-A1VA 振動分析プログラム
特長
振動分析プログラムSX-A1VAは多機能計測システムSA-A1に振動測定の機能を付加するプログラムです
●振動計測の基本的な機能を有し、産業機械の設備診断や傾向管理が行え、さらにFFT分析機能やエンベロープ処理機能を用いた精密診断なども行える。
●ISO絶対値判定機能を用いた評価が可能。
●最大4個の加速度ピックアップを接続することができるため、水平2方向・鉛直1方向や複数面の同時計測が可能。
紹介動画
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SA-A1 紹介編
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SA-A1 ハードウェア編
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SA-A1 ソフトウェア編
機能
接続例
振動計モード
加速度・速度・変位を同時に計測
オートストア機能により振動値と回転数を100 msec毎に連続保存
指定した計測時間で振動量の平均値を算出
(測定データが変動している場合の代表値読み取りが簡単)
加速度・速度・変位のそれぞれにフィルタ(HPF、LPF)を個別に設定可能
簡易診断
振動の大きさを定期的に計測して判定基準に基づき
正常か異常かを判断します。
右記は4チャンネルの絶対値判定モードの画面例です。危険は赤
紫色、注意は黄色、良好は緑色で計測結果を表示するため、一目で
振動の状態を把握できます。
精密診断
FFT分析機能やエンベロープ処理(加速度包絡線処理)機能を使用して、異常原因の特定や程度、
発生位置の特定を行います。以下に3つのパターンから振動原因の分析を行った例を示します。
軸受異常(ベアリング)
軸受異常は、加速度が大きく現れます。エンベロープ分析を行うと図のようにピークが等間隔に並びます。
軸受各部位の大きさ、転動体数、軸の回転数などが分かると、並んだピークの一次周波数より故障部位が分かります
ミスアライメント
ミスアライメントは、軸方向において、回転周波数の整数倍の振動数成分が大きく現れます。
何倍の振動数成分が出るかは、軸受の種類によって変わります。
アンバランス
アンバランスは、円周方向において、回転周波数と同一の振動数成分のみが大きく現れます。その他の振動数成分は
殆ど発生しません。振幅はアンバランス量に比例します。回転数が増加すると振幅は回転数の2乗に比例します。
傾向管理
傾向管理(相対値判定)
SX-A1VAで定期的に測定し蓄積された加速度・速度・変位の測定データを一括で出力し、エクセルなどの表計算ソフトウェ
アを使って、傾向を管理することができます。回転装置など、振動状態が変化する振動の異常原因を把握するには、測定
データを蓄積して管理することが必要となります。蓄積した測定データから基準値を定め、注意値、危険値を判定します。
注意値を超えた場合は監視を強め、危険値を超えた場合は精密診断を行います。一般的に振動速度領域では正常値の
2~3倍を注意値、注意値の2~3倍を危険値とします。機械の振動測定部位、測定方向、測定周期を決め、測定値などを
時系列的に書き込んだグラフ(傾向管理グラフ)を作成して管理します。
関連資料
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カタログ
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取扱説明書
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その他資料
ソフトウェア
モデル | バージョン | 更新日 | 内容 | ダウンロード |
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SA-A1 ファイルコンバータ Ver.1.3.0.23 | Ver.1.3.0.23 | 2017/10/27 | 本ソフトウェアは、SA-A1用プログラムのSX-A1FT、SX-A1RT、SX-A1VAで保存したプロジェクト内のファイルをテキストファイルに変換するソフトウェアです。 |
ダウンロード |
波形処理ソフトウェア AS-70 Ver.2.2 | Ver.2.2 | 2019/09/02 | 本ソフトウェアではWAVEファイルを読み込み、グラフ表示、レベル化処理、周波数分析(FFT分析・オクターブ分析)、ファイル出力および再生が可能です。 対応器種は、SX-A1WR、SX-A1VA、NX-43WR、NX-42WR、NX-28WR、SA-78WR、DA-20、DA-40、DA-21、VA-12、VX-55WRです。 |
ダウンロード |
SA-A1 ファームウェア Ver.2.0 | Ver.2.0 | 2015/07/10 | 本ソフトウェアは、SA-A1用ファームウェアで、Ver2.0にバージョンアップを行いました。Ver 1.01以前のバージョンのお客様もバージョンアップ可能です、バージョンアップをお勧めいたします。 |
ダウンロード |
ビュアーソフト AS-70 Viewer Ver.2.2 | Ver.2.2 | 2019/09/02 | 本ソフトウェアではWAVEファイルを読み込み、グラフ表示、レベル化処理、ファイル出力および再生が可能です。 対応器種は、SX-A1WR、SX-A1VA、NX-43WR、NX-42WR、NX-28WR、SA-78WR、DA-20、DA-40、DA-21、VA-12、VX-55WRです。 |
ダウンロード |
SA-A1 ファームウェア Ver.2.4 | Ver.2.4 | 2017/04/27 | 本ソフトウェアは、SA-A1用ファームウェアで、Ver2.4にバージョンアップをおこないます。Ver.2.0以前のバージョンをご使用の場合、一度Ver.2.0 へのバージョンアップが必須となります。その後、Ver.2.4へのバージョンアップを行ってください。また、Ver.2.4へのバージョンアップ後、最新のVer.2.5へのバージョンアップをお願い致します。 |
ダウンロード |
SA-A1 ファームウェア Ver.2.5 | Ver.2.5 | 2017/11/07 | 本ソフトウェアは、SA-A1用ファームウェアで、Ver2.5にバージョンアップを行いました。Ver 2.4からのバージョンアップが可能です。 なお、Ver.2.4以前のバージョンをご使用の場合、一度Ver.2.4へのバージョンアップが必須となります。その後、Ver.2.5へのバージョンアップを行ってください。また、振動分析プログラムSX-A1VAをインストールする場合、Ver.2.5へのバージョンアップは必須となりますのでご注意ください。 |
ダウンロード |
SA-A1B2及びSA-A1B4 ファームウェア Ver2.5 | Ver2.5 | 2018/08/17 | 本ソフトウェアは、SA-A1用アンプユニットSA-A1B2及びSA-A1B4のファームウェアで、Ver.2.5にバージョンアップを行います。なお、SA-A1ファームウェアがVer.2.0以前のバージョンをご使用の場合、一度Ver.2.0 へのバージョンアップが必須となります。その後、Ver.2.4へのバージョンアップを行ってください。また、Ver.2.4へのバージョンアップ後、最新のVer.2.5へのバージョンアップをお願い致します。 その後、本ソフトウェアによりバージョンアップを行います。 |
ダウンロード |
SA-A1 ファームウェア Ver.2.7 | Ver.2.7 | 2019/01/17 | 本ソフトウェアは、SA-A1用ファームウェアで、Ver.2.7にバージョンアップを行いました。Ver.2.5からのバージョンアップが可能です。 |
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SA-A1 ファームウェア Ver.2.10 | Ver.2.10 | 2021/01/20 | 本ソフトウェアは、SA-A1用ファームウェアでVer.2.10にバージョンアップを行いました。 Ver.2.7以降からのバージョンアップが可能です。 なお、Ver.2.7より前のバージョンをご使用の場合、事前に、Ver.2.7へのバージョンアップが必要です。その後、Ver.2.10へのバージョンアップを行ってください。 |
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