レベル波形処理時、周波数分析処理時の瞬時値、演算値について、操作手順が異なる場合、数値が若干異なるが何故か。
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型式AS-70
レベル波形処理時、周波数分析処理時の瞬時値、演算値について、操作手順が異なる場合、数値が若干異なる可能性はあります。手順が異なる場合でも、数値の差異が最小限になる設計ですが、例えば、以下の2つの手順では、若干の数値の差異が生じることがあります。(a)ファイル読込>>レベル処理>>拡大>>区間演算(b)ファイル読込>>拡大>>レベル処理>>区間演算
理由は、(a)は全区間をレベル処理してから選択区間を拡大しているのに対し、(b)は拡大された区間のレベル処理を行うため、厳密にはレベル波形の過渡応答が異なるためです。
また、区間選択したプロジェクトファイルを読み込む場合は、(b)になります。そのため、プロジェクトファイル読込時と、WAVEファイル読込時にも、その手順の違いにより、瞬時値、演算値に若干の差異が生じる可能性があります。