1/Nオクターブ分析画面での表示間隔の最小設定値が、サンプリング周波数によって変わるのは何故か。
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型式DA-20PA1
サンプリング周波数には240 Hz系列と256 Hz系列があります。
240 Hz系列:240 Hz、1.2 kHz、2.4 kHz、12 kHz、24 kHz、48 kHz
256 Hz系列:256 Hz、1.28 kHz、2.56 kHz、12.8 kHz、25.6 kHz、51.2 kHz
240 Hzの場合サンプリング間隔は 1/240 = 4.1666・・・ms
この倍数で初めて整数値になるのが6倍時の25 msです。(すなわち6回に1回のサンプルで表示されます。)
同様に、256 Hzの場合サンプリング間隔は 1/256 = 3.90625 ms
この倍数で初めて整数値になるのが32倍時の125 msです。
このとき、32回に1回のサンプルで表示されています。
このように、表示間隔が整数msとなり、かつ一番小さいものということで現状の最小値が設定されています。これより小さくすると表示間隔が整数値でなくなります。
また、サンプリング周波数が高くなったときも最小値を5 msにしているのは、表示・ストア処理の性能上の理由です。