シリアル通信のBCCは検査した方がよいか。検査する場合の方法は。

カテゴリー

分析器

型式

SA-29,SA-30

BCCは、通信状況が悪い場合などは検査した方が安全ですが検査を省略しても通信自体に影響はありません。
検査方法は、ブロック受信後、DATAの先頭バイト(すなわちSTXの後)からETBまたはETXまでのデータを1バイトずつ足してBCCを計算します。
■手順を以下に示します。
①アスキーコードに変換する 例 'A'なら65
②これまでの合計値に算出した値を加える。
 例 'A(65)B(66)C(67)なら131+67
③前記①②を最後まで繰り返したあと、FFFFhとANDをとる。
④)受信したBCCと計算したBCCを比較する。
■例
データを全部足した値が 123456(10進数)とすると、16進数で1E240となる。これを16進数のFFFFとANDをとるとE240となる。
すなわち下位バイト40h、上位バイトE2hとなる。
受信したBCC(下位バイト、上位バイトの順)とこの値を比較する。

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