NL-42、NL-52、NL-62、NL-42A、NL-52A、NL-62A、およびNL-20、NL-21、NL-22、NL-31、NL-32は、JIS C 1509-1:2017、IEC 61672-1:2002は適合するが、ANSI S1.4-1983に適合するのはNL-42、NL-52、NL-62NL-42A、NL-52A、NL-62Aである。なぜか。
カテゴリー
騒音計
型式NL-62,NL-62A,NL-52,NL-52A,NL-42,NL-42A,NL-20,NL-21,NL-22,NL-31,NL-32
JIS C 1509-1:2017は、「1.適用範囲」で「1.2 この規格に適合するサウンドレベルメータは、自由音場での一つの基準方向からの音の入射又はランダムな方向からの音の入射に対して、規定する周波数特性を備えていなければならない。」と規定しています。IEC 61672-1:2002も同様です。
一方、ANSI S1.4-1983では拡散音場のみでの性能を規定しています。
NL-42/42A、NL-52/52A、NL-62/62Aは拡散音場補正機能を有するため、自由音場にも拡散音場にも対応するものになっており、JISとANSI両方に適合します。
NL-20、NL-21、NL-22、NL-31、NL-32は自由音場のみに対応するため、JISに適合するのみとなります。