等級の決定方法は、「横軸周波数、縦軸床衝撃音レベルのグラフに測定値をプロットし、その値がすべての周波数帯域においてある基準曲線を下回るとき、その最小の基準曲線につけられた数値によって遮音等級を表すものとする」とあります（JIS A 1419-2）。LH数は等級値を決定した周波数を例えば63 Hzだったとすると、そのバンド値が、仮に500 Hzであったらどの程度の値に相当するか、という参考値になります。算出方法は、等級曲線の63 Hzと500 Hzの値の差である23 dBを63 Hzのバンド値（測定値）85.4 dBから減算した値62.4 dBになります。