検定とは

検定とは

騒音計や振動レベル計で測定したデータを取引や証明行為に使用する場合、騒音計や振動レベル計は計量法で定められた「特定計量器」なおかつ、計量法の検定に合格したものである必要があります。検定を取得していない騒音計や振動レベル計で測定されたデータは、公に有効なデータとして使用することができないため、測定データを外部に提出する場合は注意が必要です。

検定が必要な場面の例
■自社の工場騒音を測定した結果を、公に有効なデータとして外部に提出する場合
■自社が製造した機械などが発生する騒音の仕様として、測定値をカタログや取扱説明書に記載する場合
など

リオンは、平成10年5月13日付で通商産業大臣から騒音計(指定番号:341301)、平成12年3月6日には振動レベル計(指定番号:351301)の計量法による指定製造事業者として指定されています。

指定事業者制度は、一定の水準の製造・品質管理能力を有すると認められる指定事業者が、公的機関 ”騒音計・振動レベル計の場合は財団法人日本品質機構(JQA)” により実施されている計量器個々の検定を代行できることになります。 当社は、指定事業者の指定を受けたことにより、

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 製品の品質管理が、より高いレベルで維持される
2 より最新の検定データ製品を顧客へ提供できる
3 検定に要する費用が低減できる 

などの点においてサービスのレベルアップが可能になりました。

現在、当社が提供可能な自社検定対応品は以下のとおりです。
 騒音計:NA-28、NL-28、NL-43、NL-53、NL-63
 振動レベル計:VM-57

なお、騒音計の検定の有効期限は5年、振動レベル計の検定の有効期限は6年です。
販売済の検定付の騒音計・振動レベル計の再検定の対応も可能です。
再検定(検定の更新)の依頼は、修理・再校正の窓口へご用命ください。

その他

 
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