使用事例

物体の発生する音の音質を評価したい

      
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物体の発生する音の音質を評価したい

通常の騒音の評価は、周波数重み付け特性Aによる騒音レベルで行われます。一方で、様々な製品が発生する音の評価として、音質が着目されるようになってきました。
音質を評価するパラメータとして、ラウドネス、シャープネス、ラフネスなどが広く用いられています。これらのパラメータは、計測用マイクロホンとプリアンプ、多チャンネル分析処理器SA-02シリーズと音質評価処理ソフトで構成されるシステムで測定します。

●ラウドネス(Loudness)
ラウドネスは私達の耳に感じる音の大きさの感覚です。これに対応した評価をする迫力因子のパラメータとして、ISO 532ではラウドネスの算出方法を規定しています。
●シャープネス(Sharpness)
シャープネスは高い周波数成分に含まれている金属的な鋭い音を評価する金属性因子のパラメータです。
●ラフネス(Roughness)
ラフネスは音の変調周波数、変調率や音圧レベルの変化を評価する美的因子のパラメータで、音の粗さを表します。
●トーン性評価
ある単一周波数の音が卓越していると、その音が顕著に聞こえます。その卓越周波数音の強度を評価するのが、トーン性評価です。定常的な音源に対し、Tone-to-Noise Ratio及びProminence Ratioをします。

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製品リスト

型式
製品別
備考
UC-57 計測用マイクロホン

UC-59 計測用マイクロホン

NH-22A プリアンプ

SA-02シリーズ 多チャンネル分析処理器

CAT-SA02-SQ 音質評価ソフト

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