事例紹介

騒音の多チャンネル測定システム
多機能計測システムSA-A1と無線ドックSA-A1WDを使用すると、多点測定システムの構築が可能です。
無線によりケーブルを敷設することなく、道路や鉄道の上下線で同時に騒音測定ができます。
下図は、道路交通騒音測定のイメージです。測定データを無線で送信するため、上下線2地点からのケーブル延長は不要になり、測定システムの設置が簡素化できます。
測定データは無線ドック内のアンプユニットに保存される仕組みのため、測定中に無線通信が途切れても欠測は生じません。測定完了時にアンプユニット内の測定データをSA-A1本体にダウンロードします。
SA-A1は最大4台のSA-A1WDと無線接続することができますので、最大4チャンネル×4台で計16チャンネルの騒音測定・分析ができます。(ただし、1/3オクターブバンド分析は最大3チャンネル×4台です。)
図は騒音測定ですが、振動レベル計を接続することで、振動の多チャンネル測定も可能です。
システム図
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機器構成

品名 型式
多機能計測システム(2チャンネル/4チャンネルオクターブパッケージ) SA-A1RTB2/SA-A1RTB4
無線ドック SA-A1WD
2チャンネル/4チャンネルアンプ SA-A1B2/SA-A1B4
SDカード(512 MB/2 GB/32 GB) MC-51SD1/20SD2/32SP3
騒音計 NL-42/52/62
振動レベル計 VM-55
BNC-ピン出力コード CC-24
測定画面例
多チャンネル1/3オクターブバンド分析 リアルタイム分析画面例
多チャンネル1/3オクターブバンド分析 ストアデータの再分析画面例
使用事例
  • 道路交通騒音・振動測定
  • 新幹線騒音・振動測定
  • 在来鉄道騒音・振動測定