NC値の測定システム
多機能計測システムSA-A1の1/3オクターブ分析プログラムSX-A1RTを使用すると、NC値の測定ができます。
下図は、室内にマイクロホンを設置してNC値を測定しているイメージです。 通常、63Hz〜8kHzまでのオクターブバンド分析値を読みとり、NC曲線にあてはめ、全てのポイントで下回る数値を読み取ることでNC値を求めますが、SX-A1RTを使用するとオクターブバンド分析結果より自動的にNC値を算出できるため非常に便利です。 NC(Noise Criteria)値は以下文献に基づく室内騒音等級です。 L.L.Beranek(ed) : Noise and vibration control. McGraw-Hill Book Company, New York, 1971 システム図
|
機器構成
品名 | 型式 |
---|---|
多機能計測システム(2チャンネル/4チャンネルオクターブパッケージ) | SA-A1RTB2/SA-A1RTB4 |
SDカード(512 MB/2 GB/32 GB) | MC-51SD1/20SD2/32SP3 |
1/2インチエレクトレットマイクロホン | UC-59 |
プリアンプ | NH-22A |
BNC-BNC同軸ケーブル | EC-90シリーズ |
1/2インチマイクホルダ | UA-90 |
騒音計用三脚 | ST-80 |
測定結果例
オクターブバンド分析画面例
NC値算出画面例
|
使用事例 |