SA-A1使用事例

測定の人員を削減できる無線測定システム
多機能計測システムSA-A1に無線ドックSA-A1WDを使用することで、測定に関わる人数を減らすことができます。例えば、建機の騒音・振動測定において、従来は建機を操作する人と測定器を操作する人を分ける必要がありましたが、SA-A1の無線機能を用いることで建機のオペレータが測定器を操作することも可能になります。また、長距離伝送用のケーブルは不要となるため、ケーブルの敷設にかかる時間を大幅に短縮することができます。
SA-A1本体はB5サイズ、軽量(約1.2kg)、バッテリ駆動であり、持ち運びが自由にできるため運転席に持ち込むことができます。測定データは無線ドック内のアンプユニットに装着されたSDカードに保存される仕組みのため、測定中に無線信号が途切れても測定データの欠測を生じません。測定完了時にアンプユニット内の測定データをSA-A1本体にダウンロードします。

システム図
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機器構成

品名 型式
多機能計測システム(2チャンネル/4チャンネルオクターブパッケージ) SA-A1RTB2/SA-A1RTB4
無線ドック SA-A1WD
2チャンネル/4チャンネルアンプ SA-A1B2/SA-A1B4
SDカード(512 MB/2 GB/32 GB) MC-51SD1/20SD2/32SP3
1/2インチエレクトレットマイクロホン UC-59
プリアンプ NH-22A
BNC-BNC同軸ケーブル EC-90シリーズ
1/2インチマイクホルダ UA-90
騒音計用三脚 ST-80
※なお、本システムでは音圧レベルの計測は行いますが、パワーレベルの算出までは行いません。
 パワーレベルまで算出するにはカスタマイズの対応により可能です。詳細についてはお問い合わせください。
測定画面例
多チャンネルオクターブバンド分析 リアルタイム分析画面例
波形分析画面例

使用事例

  • 建機の騒音、振動測定
  • 自動車の騒音、振動測定